キッチンから世界を変える/国連WFPの母子栄養支援 vol.7

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ABCクッキングスタジオは、国連WFPと日本国内初の「広報パートナーシップ契約」を締結しています。今回は多くの子どもたちの命を救う母子栄養支援について詳しくご紹介していきます。

「人生最初の1,000日間」を支える国連WFPの母子栄養支援

飢餓をゼロにするためには、食料を配りさえすればいいわけではありません。
栄養不足は世界的にも重要な問題で、地球上の3人に1人は栄養不良とされています。
特に子どもへの影響は大きく2020年には1億4,900万人の5歳未満児が発育阻害※1、4,500万人以上が消耗症※2と推定されています 。また、妊娠可能年齢の女性の約3分の1が貧血に苦しんでいます。
国連WFPは、子どもたちが母親の胎内に宿ってから2歳の誕生日をむかえるまでの最初の1,000日間の支援に力を入れています。この期間に栄養不良が続くと、知能と身体の発達に遅れが生じ、生涯取返しのつかない影響が出る可能性があるからです。
国連WFPは各集落で乳幼児や母親を中心に栄養強化食品を配布して「最初の1,000日間」の栄養改善を促し、子どもたちの成長と母親の健康を支援しています。

※1 年齢に対して身長が低すぎる
※2 身長に対して痩せすぎている

栄養不良の治療と予防

栄養不良には治療だけでなく、予防も重要です。
国連WFPは治療の支援を行うとともに、予防の一環として、栄養に関する教育・啓発活動も行っています。母親や周囲の人々が、子どもの食事に関する正しい知識や衛生について意識することで、支援の効果は長続きします

※ 2020年のデータ

※ 2020年のデータ

3月8日は国際女性デー

国際女性デーとは、世界的に女性の経済的、政治的、そして社会的地位において平等を尊重する日として設定された記念日の1つです。
女性は「飢餓をゼロに」するために、母・働き手・農家・起業家として大きな役割を果たします。女性は世界の人口の半分強を占めていますが、世界中のあらゆる場所で資源や教育への不平等なアクセスに苦しんでいます。飢餓を終わらせるためには、女性の力も重要な要素となります。

国連WFPの母子栄養支援は、
子どもたちの健やかな成長と、
それを守ろうと奮闘する
お母さんたちを支援しています。
あなたにもできることを
考えてみませんか?

SAVING LIVES CHANGING LIVES
あなたの支援でできること

3,000円のご寄付で
栄養不良の子どもたちに、
120個の栄養強化ペーストを
届けることができます。

食品ロス削減を目的とした1dayレッスンを開催中!

国連世界食糧計画(国連WFP)とは?

WFP_logo

飢餓と貧困をなくすことを使命に活動する、国連唯一の食料支援機関。
年間80ヶ国以上、1億人を超える人に支援を行い、飢餓とたたかっています。
紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、持続的な発展のための強い社会づくりに取り組んでいます。飢餓との闘いへの功績やその活動において、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。

Visibility Agreement for WFP Japan
国連世界食糧計画 広報パートナー

WFP_photo

ABCクッキングスタジオは、国連世界食糧計画(以下 国連WFP)と日本国内初の「広報パートナーシップ契約」を締結しています。
SDGsの目標のひとつである「飢餓をゼロに」を目指す国連WFPの活動を支援し、さまざまな取り組みを提案してまいります。

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