キッチンから世界を変える/飢餓の原因、気候変動について学ぼう! vol.12

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ABCクッキングスタジオは、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)と日本国内初の「広報パートナーシップ契約」を締結しています。今回は、飢餓の原因である気候変動について、考えていきましょう。

実は…世界の食料の約1/3が捨てられている

全世界で生産されている食料は毎年約40億トンと、全人口を賄うのに十分な量であるにもかかわらず、生産された食料の3分の1である約13億トンが「食品ロス」となっています。先進国では余り物が捨てられ、開発途上国では貧困や気候変動、紛争などの影響で食料が足りなくなる「食の不均衡」が起きています。

「食品ロス」と「気候変動」と「飢餓」はどう繋がっているの?

食料を捨てると、処理するために運搬したり燃やしたりしなければなりません。それが続くと二酸化炭素の排出が増えて、温暖化につながり、気候変動が起きやすくなります。気候変動が続くと、干ばつや洪水などが起きやすくなり、飢餓につながっていきます。国連WFPの分析によると、世界の平均気温が産業革命前の水準から2℃上昇した場合、1億8900万人もの人々が新たに飢餓に陥ると試算されています。国際社会が緊急の行動をとらなければ今後ますます飢餓が増えていくおそれがあります。

「食品ロス」と「気候変動」と「飢餓」

「食品ロス」と「気候変動」と「飢餓」

国連WFPはリスクを管理する

国連WFPはモンスーンや洪水の被害を受けたコミュニティに対し、災害発生前に現金を支援することで、食料や医薬品の購入、重要な資産の保全、家畜や家族の安全な移動などを可能にしています。早期警報データを利用して行動を起こすことで、国連WFPは家計が洪水の影響に備える力をサポートしています。

迫り来る気候変動による災害を回避するためには、早期警戒システムや気候適応・自立支援プログラムへの投資が緊急的に必要です。

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【国連WFP支援1day】
おうちにある野菜で食品ロス削減!
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少しずつ残ってしまった半端な野菜も、工夫次第で豪華なピザに。2種のソースと野菜の下処理を覚えて、自分好みのピザにカスタマイズ。週末ピザで食ロス削減!

レッスン1人受講につき500円を国連WFP協会へ寄付いたします。
寄付金はレッドカップキャンペーンの一部になり、飢餓や貧困に苦しむ子供たちに学校給食を届けます。

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国連WFP(国連世界食糧計画)とは?

WFP_logo

飢餓と貧困をなくすことを使命に活動する国連唯一の食料支援機関。設立以降、世界の飢きん対応の最前線に立ち、緊急的な食料支援や自立支援を行い、何百万人もの命を救う活動をしてきました。飢餓との闘いへの功績等の活動において、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。

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