本場で学んだタイ料理を多くの人に楽しんでほしい。

畠山 るみさん(Rumi Hatakeyama)

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2014年8月UP!

ABCクッキングスタジオでインストラクターを経験後、本場タイで料理修業。現在は、神奈川県川崎市の自宅サロン「Lek Prik-kee-noo(レッ ク・プリッキーヌ)」にて、タイ料理と創作料理を教えています。

自宅サロンとしてのホスピタリティを大切に

私が料理の仕事をスタートしたのは、ABCクッキングスタジオからです。以前は、NHKの番組でキャスターをしていました。郷土料理のコーナーのアシスタントを務めたことをきっかけに、料理の仕事も素敵だなと思うようになり、結婚後、ABCで働きはじめました。生徒さまに教えるにあたっての段取りや心構えなど、当時の経験が今に生かされていることは多くありますね。自宅サロンをはじめてわかったこともあります。通われる方は、料理を学びたいのはもちろん、〝非日常〟を味わいたいと感じている方が多いように思います。ですから、レッスンでは洗い物はしていただきません。食器やコーディネートはタイで入手したものを取り入れたり、試食の間もタイの食文化や暮らしについてお話ししたりして、雰囲気も楽しんでいただいています。

タイ料理の魅力にはまり現地へも留学

本格的なタイ料理に出会ったのは、大学生のときです。卒業旅行で訪れたタイで10日間過ごしたのですが、最後まで飽きずに本場の味を楽しめました。それ以来すっかり虜に。料理の世界へ入ったときも、いつかタイ料理を!と思っていました。ABC退職後に現地タイへ料理留学し、著名な先生のもとで1ヶ月間、本場の味を学びました。朝から晩まで、脚がパンパンになるほど料理したのも、楽しい思い出です。タイ料理の魅力は、日本人の味覚に合いながら、「甘い」「辛い」「酸っぱい」が力強く感じられるところ。材料や調味料は手に入りにくいものもありますが、代用品を教えたり、レッスンで使った材料を分けたりして、ご家庭で実践できるよう心がけています。私のレッスンを通して、一人でも多くの方がタイ料理を楽しんでいただけたら嬉しいですね。

BIOGRAPHY

2004年 ABCクッキングスタジオでインストラクター兼トレーナーを務める

2006年 タイ・バンコクで本場タイ料理を学ぶ

2008年 カルチャーセンターでタイ料理講座を担当

2011年 Lek Prik-kee-noo開講


レッスンは月に5〜6回。1回に3~4品の調理と試食で約2時間半。定員は4 名まで。

タイの調味料は、大豆を原料にしたものがあるなど、日本人が親しみやすい味が多い。

この日のメニューは、クイティアオ・ヘーン(汁なし米麺)、ムー・トート(揚げワンタン)、ゲーン・チェード・ルクチン(肉団子のスープ)。