精進料理はおいしい健康食。その知識を広めていきたい

麻生 怜菜さん(Reina Aso)

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2014年6月UP!

「あそれい精進料理教室」を主宰。精進料理研究家、フードアナリストとして、イベントやメディアに登場したり学校などでインストラクターをしたりと、活躍の場を広げています。

伝統的な精進料理を若い世代にも広めたい

会社員として働いていたころ、同僚に誘われてABCに通い始めました。それまで料理はあまりやっていませんでしたが、通ううちに楽しさに目覚め、食に関わ る仕事をしたいと考えるようになりました。精進料理を始めたのは、主人の実家がお寺で、法要などの行事食に関わったことがきっかけです。お寺に通う方々と一緒に作りなが ら、伝統的な調理法や素朴な味を、私よりも若い世代にも広めたいと思うようになりました。意外と簡単に作ることができるし、保存も可能なので、若い世代の生活にもなじむのでは、とも感じました。実際に、教室に通っていただいているのは、バリバリ働いている30代の女性が多いですね。生活が不規則になりがちだからこそ、自分をいたわる食に興味を持たれるようです。

家庭でも簡単にできる”ゆる精進料理”を提案

実際にお寺で作られている本格的な精進料理は、修行として作るので、手間がかかる部分もあります。でも私が提案しているのは”ゆる精進料理”。教室で作って食べて終わりではなく、手順も材料も、家庭でも再現できるものを意識しています。料理は、自分だけでやっていると、「好きなもの」「得意なもの」ばかりになりがちです。でも、習うことで、作ったことのないメニューや興味がなかったジャンルにも挑戦できます。私自身、ABCに通っているときは、いろいろなメニューを作るのが楽しかったですね。今の教室でも、まったく精進料理にふれたことがなかった方、料理ではなく”寺の文化”に興味があって来ていただいた方が、精進料理の素晴らしさに触れて「家でも作りました!」と言っていただくと本 当に嬉しいです。

BIOGRAPHY

2008年 ABCクッキングスタジオに通う

2010年 ABCクッキングライセンス、ブレッドライセンス取得 フードアナリストの活動をスタート

2011年 あそれい精進料理教室開講

2012年 精進料理の講演やカルチャーセンターでの講座をスタート


教室で作る精進料理は、一汁三菜に漬物と菓子の皿が付きます。写真は、筍などの山菜を使った初春の献立の一例。

抹茶を点てる茶懐石精進料理のクラスも開催しています。

車麩は、精進料理では肉や魚に見立てた「もどき料理」の材料としてよく使用されるそう。この日は揚げ焼きで。