カフェとパン教室、どちらも 楽しんでもらえるのが嬉しい。

根本 純子さん(Junko Nemoto)

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2014年5月UP!

千葉県市原市でMada Café(マダ・カフェ)を開業。同時に手こねパン教室も開く。カフェに出す手作りパンは好評で、毎日通う常連客も。“Mada=お母さん”の温かさを感じるお店。

新しく見つけた夢はカフェのオープン

カフェを開こうと考えたのは、長年勤めた前職を辞めた後。周囲の後押しを受けて決心しました。カフェでは手作りパンを出したいと考えていたので、店舗の準備を進めながら、AB Cに通いました。10代の頃から独学でパン作りをしていたものの、この際基礎から学び直そうと、1日2、3クラスを週4~5日のペースで半年間。専門学校生のようでしたね。自分で作ったパンはかわいくて(笑)、パン作りが大好きなんです。1年半の準備を経て、2007年にマダ・カフェをオープン。今年で7年目になります。

ゆったりした時間を過ごせる場所

パン教室は、自分が生徒として学ぶうちに、できたらいいな、と思い始めました。幸いカフェのカウンターがこね台にちょうどよく、ほどなく日曜日のパン教室をスタート。今では平日・土曜のレッスンも増え、予約が入れば毎日開催しています。レシピはABCのものをアレンジし、生徒さんがそれぞれ好きなパンを作れるスタイルも同じにしていて、〝自由でいいわ〟と言われます。二次発酵の間にドリンクやお食事をしながらおしゃべりして過ごすのも、自然発生的に生まれたもの。カフェならではの楽しい時間です。空間を含めて気軽な雰囲気なので、定年後のご夫婦が孫のためにと参加したり、メロンパンを作りたいと外国の方がいらしたり。いろんな方が参加できるのも、パン作りのよさかもしれません。朝は5時半からカフェに出すパンを5~6種類焼いています。オープンしたら、あとは流れに乗るだけ。毎日必ず寄ってくださる近所の方や、お子さま連れのお母さんに、〝おいしい〟と褒めていただくと嬉しくて。カフェとパン教室は、どちらも私にとって、なくてはならない大切なものです。

BIOGRAPHY

2006年 前職を退職、カフェ準備スタート  ABCクッキングスタジオに通う

2007年 ABCブレッドライセンス・ケーキライセンス取得  Mada Caféオープン パン教室 日曜クラス スタート

2011年 パン教室 平日・土曜クラス スタート


天井が高くゆったりした空間。Madaはジャマイカの言葉で「お母さん」という意味。

ABCのレシピにトッピングをアレンジした「オレンジムーン」は、もちもちのおいしさ。

二次発酵の間に希望のレシピなどを相談。その間も手際よくドリンクをサーブ。