ゴースト血管を予防しよう!美容と血管の意外な関係

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ゴースト血管を予防しよう!美容と血管の意外な関係

突然ですが、みなさんは「毛細血管」について意識したことはありますか?
健康や美容のために高い化粧水やサプリメント、質のよい食事を心がけていても、それらの通り道である毛細血管がボロボロだとうまく効果を発揮できません。
毛細血管の構造や働きについて学び、毛細血管を守りましょう!!

健康・美容を意識するなら毛細血管を守ろう!

はじめに毛細血管とは、カラダ中に網状に分布している、ごく細い血管のことをいいます。
肌や臓器などの細胞ひとつひとつに栄養素や酸素を運び、老廃物や二酸化炭素を回収する働きを持っています。

筒状の毛細血管は、内側の内皮細胞を外側の壁細胞が覆い、安定した構造を維持していますが、加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどでダメージを受けると細胞同士の結合が弱まり、栄養素や酸素が漏れやすくなってしまいます。

安定した血管

ダメージを受けた血管

その結果、肌や臓器などの細胞に必要な成分が届かなくなり、肌荒れやしみ、しわなどの肌トラブルを引き起こす可能性が高まります。
肌を綺麗にするために食事に気を配っても、毛細血管がボロボロだとうまく栄養素を届けられず、効果が減ってしまうのです。
つまり、毛細血管は健康や美容に大きな影響を及ぼしている重要な血管なのです。

毛細血管を守る方法とは

このように、ダメージを受けて細胞同士の結合が弱まった毛細血管はいずれ消滅することがわかっており、「ゴースト血管」と呼ばれます。毛細血管を守る方法を知り、ゴースト血管を予防しましょう!

毛細血管を守る方法

1)抗酸化作用

日常生活で増えがちな活性酸素を除去し、活性酸素から血管を守りましょう。
ストレス・タバコ・飲酒・偏った食生活などは活性酸素を増やす要因になるため気をつけましょう。

抗酸化作用がある栄養素

フィトケミカル

フィトケミカルとは動植物に含まれる色素やアクなどの化学物質の総称です。
ポリフェノール・カロテノイド・硫黄化合物の3つに大別されます。日々の食事の中で彩りを意識して摂取することが大切です。

2)血管拡張作用

血管が細くなると血流が悪くなり、血管を傷つける要因になります。
お風呂や睡眠でカラダをリラックスさせ、全身の血液循環の促進をしましょう。

血管拡張作用作用がある栄養素

ビタミンE

血管を拡張し、血行を促進する働きを持ちます。脂溶性の栄養素なので油を使った調理法でいただくと吸収率が上がります。

3)Tie2活性化作用

毛細血管内部のにあるTie2(タイツ-)と呼ばれる物質が活性化されると、内皮細胞と壁細胞を繋ぐ接着剤のような役割になり、栄養素や酸素が漏れにくくなります。
Tie2を活性化させる成分を含む食材を摂取しましょう。

Tie2を活性化させる食材

シナモン

甘く爽やかな香りで、お菓子や果物をおいしくするスパイス。ビタミンB1、B2、ナイアシン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など栄養豊富で、漢方の生薬としても用いられます。
砂糖と混ぜてシナモンシュガーにしておくとティータイムに活躍します!

黒こしょう

黒こしょうに含まれるぴりっとした辛み成分であるピペリンにはTie2を活性化させて毛細血管を強くする効果が期待できます。
辛み成分は皮に多く含まれるため、粗びきやホールタイプの使用がおすすめです!

どちらも少量で効果が期待できるため、いつもの食事にプラスαしてみてください。

毛細血管を強くするおすすめレシピ

毛細血管を強くする働きを持ったおすすめレシピを紹介します。

鶏挽き肉のベジタブルドライカレー&ココナッツライス

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きのことツナのパプリカボード

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りんごのはちみつ煮

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海老とセロリの粒マスタード和え

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