気軽にTRY!週末ビーガン

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気軽にTRY!週末ビーガン

「ビーガン」という言葉を聞いたことがありますか?
海外セレブにも実施している人が多い「ビーガン」。聞いたことがある!始めてみたいと思っていた!という方もいらっしゃると思います。
今回はビーガンを実施することによるメリットやデメリット、実践しやすいおすすめのビーガン食を紹介します。

ビーガンってなに?

直訳すると菜食主義のことで、ベジタリアンの種類のひとつです。
ベジタリアンは動物性食品を食べる人に比べて、心疾患やガンになる確率が下がるというデータもあります。

【論文引用】https://www.mdpi.com/2072-6643/6/6/2131/htm

【論文引用】https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/10408398.2016.1138447

ベジタリアンの種類

ビーガン(ピュア・ベジタリアン)

すべての動物性食品を避ける純菜食主義者。厳格なビーガンははちみつも避け、動物由来の食品や動物実験された食品も食べません。アメリカでは16人に1人、イギリスでは10人に1人がビーガンというデータもあり、年々増加傾向にあります。

ラクト・ベジタリアン

肉・魚・卵は避けますが、乳製品は食べます。

ラクト・オボ・ベジタリアン

肉・魚・は避けますが、卵・乳製品は食べます。欧米では最も多いベジタリアンです。

オボ・ベジタリアン

肉・魚・乳製品は避けますが、卵は食べます。

フルータリアン

植物でも本体を殺すことなく採取できる果実やナッツなどを食べます。はちみつは食べません。穀物や調理加工された食材も摂らない場合があります。

図表:ベジタリアンなどが食べるもの

名称 肉類 魚介類 乳製品
ビーガン(ピュアベジタリアン) × × × ×
ラクト・ベジタリアン × × ×
ラクト・オボ・ベジタリアン × ×
オボ・ベジタリアン × × ×
フルータリアン × × × ×

ビーガンのメリット・デメリット

ビーガンを選択する人々は、植物性食品のみでも必要な栄養素をきちんととれるのでしょうか?
ビーガンのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・心疾患やガンのリスクが下がる
・動物性食品に比べて脂質やカロリーが低いことが多いためダイエットになる

デメリット

・外食が難しくなる
・味が淡白になりがち
・エネルギーが不足しやすい
・たんぱく質・カルシウムが不足しやすい

ビーガン食とは?

日本ではまだ少ないビーガン。ビーガンはあくまで食の選択肢のひとつですが、いきなり毎日実践するのはややハードルが高いものです。そこで気軽にチャレンジできる「週末ビーガン」を紹介します。
ビーガンに不足しがちな「たんぱく質」「カルシウム」をしっかり摂れるポイントやおすすめの食材と、淡白になりがちなビーガン食をおいしく食べる味付け方法を紹介します。

「タンパク質」を摂りたい!

お肉・魚の代わりに「大豆」を選びましょう。調理方法によっては満足感も得られやすいです。 量は手ばかりで毎食手のひら大を目安に摂取しましょう。

調理例:豆腐ハンバーグ・大豆ミートで作るカレーなど
※大豆ミート:畑のお肉である大豆の油分を搾油し、加熱・加圧することで作られる植物性の食材。

「カルシウム」を摂りたい!

牛乳など乳製品の代わりに「豆乳」を選びましょう!
豆乳は牛乳に比べてビタミン・ミネラル類も豊富です。

調理例:豆乳のクリーム煮・豆乳ポタージュなど

味付けを豊かにしたい!

甘さが欲しいとき
はちみつの代わりにメープルシロップを選びましょう。

だしが欲しいとき
煮干しの代わりに切り干し大根を選びましょう。

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