打倒 花粉症!
薬に頼らない花粉症対策

寒さがやわらぎ、春の訪れを感じる今日この頃。
お出かけの予定も増えてきたのではないでしょうか。
春は花粉のシーズンでもあります。
今回は辛い花粉症を食事でやわらげる方法をご紹介していきます。
辛い症状に悩まされる前に対策をして、花粉の時期を乗り切りましょう!

花粉症は国民病!
厚生労働省の調査によると今では約4人に1人が花粉症であり、国民病といわれています。花粉症の原因は様々ですが、約70%がスギ花粉による花粉症という報告もあり、スギ花粉症が増えた原因は「環境」と「遺伝」の両方が関連していると考えられています。
原因
- 戦後の積極的な植林
- 遺伝要因
- 食の欧米化
- ストレス
- 環境汚染
原因
- 戦後の積極的な植林
- 遺伝要因
- 食の欧米化
- ストレス
- 環境汚染
参考:平成22年度厚生労働科学研究補助金
免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業
公益財団法人日本アレルギー協会事業
(的確な花粉症の治療のために)
花粉症のメカニズム
花粉症はアレルギー反応のひとつです。カラダにとって本来無害であるはずの花粉に過剰に反応することで起こります。花粉が体内に入ると私たちの体は異物として認識し、体を守るために「IgE抗体」を作ります。IgE抗体が蓄積し、肥満細胞と結合することで、「ヒスタミン」という化学物質が放出され、くしゃみや鼻づまり等のアレルギー症状が起きるのです。
カラダの中に花粉が入ると、免疫細胞は花粉を異物として判断し、この異物に対するIgE抗体を作ります。
作られたIgE抗体は、目や鼻の粘膜にある肥満細胞と結合します。
再び花粉が体内に入ると、花粉はIgE抗体と結合します。
肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンという化学物質が放出され、くしゃみや鼻づまりなどの症状が表れます。
食事で花粉症をやわらげよう!
多くの現代人が悩まされている花粉症ですが、残念ながら一度発症してしまったら完全に治すことは難しいとされています。症状を悪化させないために大切なのが「免疫力」です。バランスのよい食事にプラスして花粉症対策におすすめの栄養素を摂取しましょう!
花粉症対策におすすめの栄養素
- DHA・EPA
青魚に多く含まれている。
免疫の働きを正常化し、アレルギー症状を軽減する効果が期待できる。▼摂取ポイント
- DHAやEPAは熱に弱いので、刺身などにしてそのまま食べる。
- 加熱調理にするならば、鯖の味噌煮やホイル焼きなど、栄養素が溶け込んだ煮汁も一緒に食べられるようにする。
- 缶詰など手軽に摂取できるのもおすすめ。
- カテキン
緑茶やココアに多く含まれている。
抗酸化作用を持ち、花粉症の原因となるヒスタミンを減少させる効果が期待できる。
さらに免疫の働きを正常化し、アレルギー症状を軽減する効果が期待できる。▼摂取ポイント
- 普段の飲み物をお茶に変える。
- 茶葉を粉末にしてそのまま飲む。
- パウンドケーキやクッキーなどに加える。
花粉症対策におすすめの栄養素を含むレシピ紹介
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