旬の食材をおいしく食べよう!ABC食材辞典「かぼちゃ」「ゆず」

旬の食材をおいしく食べよう!ABC食材辞典「かぼちゃ」「ゆず」」

旬の食材をおいしく食べよう!ABC食材辞典「かぼちゃ」「ゆず」

かぼちゃ

かぼちゃ

かぼちゃのおいしい季節がやってきました。かぼちゃの名前の由来は、ポルトガル人が寄港地のカンボジアからもたらしたことにちなむと言われています。かぼちゃには大きく分けて「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ぺポかぼちゃ」の3種類があり、現在では糖質が多く、甘みの強い西洋かぼちゃが多く流通しています。

かぼちゃは栄養素の宝庫!ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいます。特に注目したいのがビタミンEです。ビタミンEは強い抗酸化力を持ち、アンチエイジング効果が期待できます。また、血流促進効果があるため、冬の冷え改善にもおすすめです。





ゆず

ゆず

ほどよい酸味とさわやかな香りが魅力のゆず。未熟な青ゆずは7月~10月初頃、完熟した黄ゆずは10月初旬~12月頃市場に出回ります。ゆずは、主に料理の引き立て役として香りや酸味、果皮の鮮やかな黄色を生かした使い方がされています。

ゆずはビタミンCを豊富に含みます。果肉よりも果皮の方が栄養価が高く、ビタミンCの含有量は約4倍と言われています。ビタミンCはシミやそばかすを防いだり、体内でのコラーゲン生成をサポートし、肌にハリや弾力を与えたり、美肌作りに効果が期待できます。また、ひびやあかぎれの予防にも効果があると言われています。





冬至にはゆずとかぼちゃを!

冬至にはゆずとかぼちゃを!

二十四節気は、1年を24に分けて季節の移り変わりを表したもので、季節の変わり目となる節(ふし)にそれぞれ名前がついています。
冬至は1年の中で1番最後の二十四節気。この日は、昼が1年中で1番短くなると言われています。2015年は12月22日が冬至です。

いろいろな言い伝えがありますが、冬至と言えば「かぼちゃ」と「ゆず」ですよね。
かぼちゃは栄養価が高く、風邪予防に効果が期待できます。昔の日本では、秋に野菜の収穫が終わると、冬には食べられる野菜が少なかったため、栄養価が高く、保存性の良いかぼちゃは大切に食べられていたそうです。冬でもしっかりビタミンが摂れたかぼちゃは貴重な野菜だったんですね。
また、ゆずはお風呂に浮かべてゆず湯にしますが、これは江戸時代からの習慣と言われています。
冬至を湯治、ゆずを融通にかけて「お湯に入って融通をきかせましょう」という意味があるそうです。
ゆず湯に入ると風邪を引きにくくなると言われるほか、ゆずの香りによるリラックス効果、血行促進効果などにより、疲労回復や肩こりの改善、冷えの改善など多くの効果が期待されています。
今年の冬至にはみなさんもぜひ、かぼちゃを食べたりゆず湯に浸かったり、古くからの習慣で季節を感じてみてください。


かぼちゃとゆずを美味しく食べよう!

かぼちゃとゆずを美味しく食べよう!

かぼちゃとゆずをおいしく食べられるレシピをご紹介します!旬の食材を味わってください!



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