旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「うなぎ」「枝豆」

旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「うなぎ」「枝豆」」

旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「うなぎ」「枝豆」

うなぎ

うなぎ

うなぎは万葉集にも登場するほど、古くから滋養強壮の食べ物として日本人に愛されてきました。
スタミナ食として有名なうなぎを土用の丑の日に食べる風習は江戸時代から続いています。うなぎには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?

抵抗力を高め、免疫力UPにオススメなビタミンAは、うなぎ3/4串で成人1日分の必要量を満たしてくれるほど豊富に含まれています。また、皮膚の形成や粘膜を正常に保つ働きがあり、美肌効果も期待できるビタミンです。暑さが続くこれからの季節、夏バテ、紫外線対策としてビタミンAをしっかり摂取していきましょう!



土用の丑の日の由来

売り上げ不振に悩むウナギ屋から相談を受けた、江戸時代の蘭学者平賀源内が「今日は土用の丑の日」と張り紙を出し、繁盛したことが由来です。(諸説有)
うなぎには、栄養学的に見ても豊富なたんぱく質、ビタミンAをはじめ、ビタミンB1、D、E、さらにはカルシウム、鉄分と体に必要な栄養素がたっぷり含まれている優秀な食品です。

レシピ PICK UP

ビタミンAは脂溶性のため、調理の際は、炒め物や揚げ物など油脂分と一緒に摂取することで効率よく摂取できます。「うなぎの混ぜご飯」は油揚げを加えることでビタミンAの吸収率を高めてくれます。また、糖質源のごはんの代謝をビタミンB1が促進してくれるので滋養強壮にオススメのレシピです。



枝豆

枝豆

枝豆は大豆を未熟な状態で収穫した野菜です。枝豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆の栄養素にプラスビタミンCも含まれているところが魅力です。夏に欠かせない枝豆の栄養素をご紹介します。

ビタミンB1は、ごはんやパンなどの糖質の代謝を助ける水溶性ビタミンです。疲労回復のビタミンとしても有名で、疲労物質である乳酸をすばやく分解して体外に排出する効果があります。夏場は、食欲がなくなり、麺類のみといった糖質単品の食事が多くなり、ビタミンB1の必要量が増えること、また、汗としてもビタミンB1は、失われやすいので意識して摂取したい栄養素です。



「ビールと枝豆」は理由がある!!

枝豆には、大豆にはないビタミンCやミネラルが多く含まれています。 ビタミンCやビタミンB1は、大豆に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」と共にアルコールの分解を促す効果があります。肝機能の働きを助けてくれるため、飲みすぎや二日酔いを防止する働きがあります。枝豆は夏場にビールのつまみとして好まれているだけでなく、栄養学的にもぴったりの組み合わせです。

レシピ PICK UP

ビタミンB1は玉ねぎやにんにくに含まれる香り成分、アリシンと一緒に摂取することで吸収率がUPします。「枝豆とトマトのカレー」は、食欲増進効果があるにんにくとビタミンB1を含む枝豆、豚肉がたっぷり入ります。夏バテ対策にぴったりのオススメレシピです。



うなぎと枝豆で夏バテ知らず!

うなぎと枝豆で夏バテ知らず!

梅雨があけるといよいよ夏本番!楽しみな季節がやってきますね♪しかし夏になると、食欲がない、カラダがだるいといった夏バテの症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか。そもそも夏バテとは、日本の気候特有の湿気や急激な気温の変化にカラダのリズムが追い付かず自律神経の乱れや睡眠不足、栄養バランスの乱れから引き起こるものです。しっかりと休息をとることや栄養価の高い食品を食べることが夏バテ対策に繋がります。
そこで、夏バテ対策にオススメの食材が「うなぎ」と「枝豆」です。うなぎに含まれるビタミンAは免疫力UPに効果的なため、夏バテ予防に効果を発揮します。
枝豆に含まれるビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変える働きから、疲労感や倦怠感を取り除いてくれます。
うなぎと枝豆を摂取して夏バテ知らずのカラダを手にいれましょう☆


うなぎと枝豆を美味しく食べよう!

うなぎと枝豆を美味しく食べよう!

うなぎと枝豆をおいしく食べられるレシピをご紹介します♪旬の食材を味わってください♪



ABC HEALTH LABOとは

ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
食と栄養に関する知識や情報を発信し、より豊かで健康的なライフスタイルのご提案をします。

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