手軽で簡単!
自律神経を朝食でととのえよう

自律神経をととのえると、私たちのカラダの調子がととのい、
毎日を健康的に過ごすことができます。
しかし、自律神経は繊細で乱れやすいものでもあり、健康的に過ごすためには自律神経のバランスを意識してととのえる必要があります。
今回は忙しい毎日でも手軽にできる自律神経のととのえ方を紹介します。

自律神経の基本
自律神経は、カラダ中に張り巡っている末梢神経のひとつで、カラダを興奮状態にする交感神経とリラックスさせる副交感神経に分けられます。
交感神経と副交感神経はどちらか一方に偏ることのない状態が理想的です。
交感神経が優位になりすぎると、カラダは常に緊張状態になり、副交感神経が優位になりすぎると、活力が低下します。
ストレスや生活リズムの乱れ・更年期のホルモンバランスの変化などの要因で自律神経のバランスが崩れると、疲労感やうつ気味になりやすくなると言われています。

自律神経をととのえる朝食のススメ
乱れやすい自律神経をととのえるコツはさまざまありますが、特におすすめなのが「朝食」です。
1日のはじまりである朝食を充実させることで、その日のカラダの調子がととのい、生活のリズムがつくられます。ポイントを紹介します。
起き抜けに水を飲もう!
朝は睡眠中に優位になっていた副交感神経と交感神経が入れ替わるタイミング。
副交感神経を下げすぎないように起き抜けに1杯の水を飲みましょう。また、朝一は体温が下がりやすいのでなるべく常温がおすすめです。
決まった時間に朝食を食べよう!
生活リズムが乱れると、自律神経も乱れやすくなります。決まった時間に朝食を食べてリズムを作ることが大切です。
食べるタイミングは家をでる直前より、起床後20~30分以内がおすすめです。平日と休日でも2時間以上はずらさないようにしましょう。
ゆっくり食べよう!
食事中は交感神経が優位になりますが、消化吸収を助けるのは副交感神経です。
食事中に上がる交感神経とのバランスをとるため、ゆっくり食べて副交感神経を高めましょう。
自律神経をととのえるおすすめの朝食
日々変化する自分の体調に合わせて、交感神経を高める栄養素と副交感神経を高める栄養素を上手に組み合わせた朝食を摂りましょう。
イライラする・寝不足が続いて
交感神経が優位になりすぎた時におすすめ
カルシウム×食物繊維の組み合わせで副交感神経を高めましょう!
やる気が出ない・疲労感がある・だるいといった症状が続いて
交感神経も副交感神経も低下している時におすすめ
たんぱく質×発酵食品の組み合わせで、自律神経のバランスを高く保ちましょう!