梅雨のプチ不調に備えよう!
そろそろジメジメとした梅雨がやってきますね...
梅雨になると心身の疲れやだるさなどの不調を感じる人も多いと
思います。そこで今回は、梅雨時期の不調の原因やこれからやってくる梅雨に
向けて、元気に過ごす食事のポイントやプチ不調に合わせた
おすすめの栄養素をご紹介します。
梅雨の時期になると体調がすぐれなくなる原因はいくつか考えられます。
原因1 自律神経のバランス
自律神経には交感神経と副交感神経という2つの神経があり、その2つがバランスをとって私たちの健康を保っています。
しかし梅雨の時期になると、気圧の変化や寒暖差による体温調整により、交感神経が優位に働かなくてはいけないときにも副交感神経が優位になったりと、自律神経のバランスが乱れやすく、不調の原因につながります。
原因2 湿気
梅雨の時期に気になる「湿気」も不調の原因の1つです。
湿気が多いと皮膚からの発汗がうまくできなくなり、余分な水分や熱が体内にこもってしまい、むくみや冷え、食欲不振などさまざまな不調の原因となるといわれてます。
梅雨の時期も元気に過ごすために食習慣を気を付けましょう!
朝食を食べる!
朝食を食べることで、日中は交感神経が優位になり、夜は副交感神経が活発になるというカラダ本来のリズムをととのえやすくなります。朝食をとる習慣がない、朝はギリギリまで寝ていたい、食欲がないという方は、手作りスムージーやバナナ、ゆで卵、チーズなどの手軽に食べられるものからはじめましょう!
温かいものを摂る!
暑くなってくると冷たいものが欲しくなりますが、冷たいものばかり摂っているとカラダの冷えにつながり、さらなる体調不良を引き起こす原因になってしまいます。
例えば、飲み物はできるだけ温かいものを選ぶようにしましょう。
また、カラダを温める効果が期待できる、しょうがや唐辛子などの食材を摂るようにしましょう!
梅雨の時期に感じるプチ不調は人それぞれ。プチ不調別におすすめの栄養素をご紹介します。
◆頭痛◆
梅雨の時期、頭痛の原因の一つとして考えられているのが、気圧の影響による自律神経のバランスの乱れです。
自律神経をととのえるために睡眠をしっかりとると共に、頭痛予防に効果が期待できる栄養素のマグネシウムとビタミンB2を摂取しましょう。
◆疲れや無気力◆
自律神経のバランスが乱れて、交感神経と副交感神経のどちらかが強くなり過ぎるとカラダにその影響が及びます。
副交感神経が優位な状態が続くと、カラダは休息状態が続き、活発的な状態に移行しにくくなり、疲れや無気力などの症状となって現れます。
生活リズムをととのえて、自律神経をととのえる他、疲労回復効果が期待できるビタミンB1と吸収を高める硫化アリルを組み合わせて摂取しましょう。
◆むくみやだるさ◆
湿気により、カラダに溜めこんでしまった余分な水分や老廃物を排出することで、むくみやカラダのだるさを解消することができます。
カリウムは細胞内液に多く含まれているミネラルで、ナトリウムと協力しあって体内の水分バランスをコントロールする役割を持っています。
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