スマートフォンやパソコンの使いすぎで目の疲れを感じていませんか？今回は疲れ目の症状や食事でできる対策方法をお伝えします。

疲れ目の原因は、精神的なものや環境的なものなどさまざまですが、その中でも近年増加しているものは 、スマートフォンやパソコンを長時間操作することにより起こる疲れ目があります。これは、スマートフォンやパソコンの画面に集中することによって目の周りの筋肉である毛様体筋という筋肉が疲労をひきおこしていたり、まばたきの回数が減り、涙の量が少なくなることで「ドライアイ」を引き起こしていることがあげられます。スマートフォンやパソコンを長時間使用する際は、まばたきの回数を増やし、1～2時間に15分程度は休憩をとるようにしましょう。

ブルーライトとは、波長が380～500nmの領域にある青色光のことです。ヒトの目で見ることのできる光（可視光線）の中では、もっとも波長が短く強いエネルギーを持っています。このブルーライトは疲れ目の原因になるだけではなく、夜間に多く浴びることで睡眠の妨げになることが分かってきています。明るい光を浴びることで目が覚めて、暗くなることで眠くなるという体内時計には、ブルーライトを含む太陽の光が関係しています。夜間にブルーライトを多く浴びることで体内時計が乱れてしまうのです。体内時計を崩さないようにするためにも規則正しい生活を送り、夜間にブルーライトを浴びる量を減らすようにしましょう。