梅雨の時期から気を付けたい 熱中症対策と水分補給

梅雨の時期から気を付けたい 熱中症対策と水分補給

梅雨の時期から気を付けたい 熱中症対策と水分補給

梅雨に入り、じめじめした日が続いていますね。熱中症と聞くと夏のイメージですが、実は梅雨の時期も注意が必要です。熱中症対策と上手な水分補給について知り、対策をしていきましょう。


熱中症対策の意識をもとう

熱中症対策の意識をもとう

熱中症と聞くと夏のイメージですが、夏の暑い時期だけでなく、梅雨の晴れ間や梅雨明けの急に暑くなった時期にも熱中症になる人が多くなっています。今年は特に気温が高く、5月からすでに全国各地で連日真夏日が観測されました。さらに、梅雨の時期は気温だけでなく湿度も高くなり、熱中症のリスクが高まります。熱中症対策への意識と正しい水分補給を学びましょう。


~熱中症とは~
熱中症とは暑い環境で生じる健康障害の総称で4つに分類されています。

水分補給の必要性

水分補給の必要性

水はヒトのカラダの約60%を占め、生命維持に欠かせない大切な役割を持っています。
一般的にヒトは1日約2.5ℓの水を体内から失うと言われ、失った分は食事やドリンクなどで補う必要があります。
のどの渇きを感じた時にはすでに2%の水分を失っているため、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給するようにしましょう。
特に梅雨~夏の時期は、暑さからカラダを守るために、汗をかくなどカラダから水分を失うことが多くなります。
ここで水分補給がしっかりとできないと、体温が上がり、脱水状態となり、熱中症の危険が高まります。
熱中症を予防するためにも、意識的に水分補給を行いましょう。


効率的な水分補給と熱中症

効率的な水分補給と熱中症

熱中症予防のための水分補給では、水だけの補給はNG。
汗とともに失うミネラルもあわせてとるようにしましょう。汗で最も失いやすいミネラルは、血液中に最も多いナトリウム(塩分)です。
日本体育協会では、0.1~0.2%の食塩と糖質を含んだ飲料を熱中症予防の水分補給として推奨しています。糖分は腸管内での水分の吸収促進をしてくれます。

効率的な水分補給と熱中症

効率的な水分補給と熱中症


熱中症予防のための栄養補給

熱中症予防のための栄養補給

熱中症予防のためには水分補給も大切ですが、汗とともに失うナトリウムやカリウム、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを食事からも補給することが大切です。
また、疲れが溜まった状態は、熱中症にもなりやすいため、疲労回復効果が期待できるビタミンB1も取り入れるようにしましょう。

熱中症対策に取り入れたい栄養素

熱中症対策に取り入れたい栄養素

熱中症予防のためのレシピ

熱中症予防のためのレシピ

お豆腐と枝豆のサラダ ジュレドレッシングがけ

お豆腐と枝豆のサラダ ジュレドレッシングがけ

ビタミンB1を含む枝豆や豆腐を使ったサラダ。カリウムも含み、体内の水分調整をサポートします。

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フルーツサラダ

フルーツサラダ

カリウムを含む果物とカルシウムを豊富に含むヨーグルトを使ったデザート感覚のサラダです。


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アクアパッツァスープ

アクアパッツァスープ

あさりや鯛にはマグネシウムが含まれます。水分補給もできるスープレシピです。


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豆乳としょうがのブランマンジェ

ガスパチョ~アボカドムース添え~

カリウムを多く含むアボカドを使った、暑さで食欲の落ちる時でも食べやすい冷製スープです。

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ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
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