段々と暖かくなり、薄着の季節に向けて「ダイエットをはじめよう」と考えている方が多いのではないでしょうか。そもそも太るメカニズムはシンプルで食事から摂取するエネルギー量よりもカラダが消費するエネルギー量が少ない場合に起こります。ダイエットをはじめる前に消費エネルギーの種類を知っておきましょう。
1.基礎代謝
生きていくために最低限必要な消費エネルギー
2.食事誘発性熱産生
食事をする際に消費されるエネルギー
3.身体活動量
普段の生活の中で活動している時に消費されるエネルギー
「代謝をあげよう」などというキーワードをよく耳にしますが、ダイエットをする上で大切な代謝は「基礎代謝」です。基礎代謝は、1日に消費される総カロリーの約6~7割を占めているため、基礎代謝が高ければ高いほどエネルギーが消費され、太りにくいカラダを作ってくれます。そのため、効率よくダイエットするためには代謝を上げることが効果的と言われています。まずは、自分自身の基礎代謝量を算出してみましょう。
日本人の食事摂取基準(2015年版)参照
基礎代謝の算出方法
基礎代謝は、性別、年齢ごとに体重1kgあたりの基礎代謝量の代表値である基礎代謝基準値と自分自身の体重によって算出することができます。
基礎代謝基準値×体重(kg)=基礎代謝量(kcal/day)
例)20代女性 体重50kの場合
22.1×50(kg)=1105(kcal/day)
基礎代謝量は、生きていくために最低限必要なエネルギーです。健康的なダイエットをするためにも食事から摂取するエネルギーが基礎代謝量を下回らないようにしていきましょう。
日本人の食事摂取基準(2015年版)参照
若い頃と食事内容は変わっていないのに体重が増えた気がするという方が多いように、基礎代謝量は10代をピークに年齢とともに減少していきます。 基礎代謝を高めるためには運動によりカラダの筋肉量を増やすこととともに、バランスのよい食事とあわせて基礎代謝を高める栄養素をあわせて摂取することが大切です。
1.3食バランスよく食事を摂取する
理想の食事バランスは朝食:昼食:夕食=3:4:3。特に朝食は体温を上げ、基礎代謝を高めるためにとても大切です。
2.筋肉の材料となるたんぱく質を摂取する
基礎代謝を高めるためには筋肉やカラダの組織を作るもととなる良質なたんぱく質を摂取しましょう。
3.基礎代謝を高めるための栄養素を摂取する
バランスのよい食事にプラスして基礎代謝を高めるための栄養素を摂取しましょう。
ABC HEALTH LABOとは
ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
食と栄養に関する知識や情報を発信し、より豊かで健康的なライフスタイルのご提案をします。
1日3食、毎日の食事で私たちのカラダは作られています。
日頃の食事が『おなかを満たす食』から『目的を満たすための食』となるよう、
レシピ提案や健康に関するセミナー・講座、料理レッスンなどを行っています。
【健康や食に関する情報を発信中!】
もっと気軽に 自宅で受験
ヘルスフードカウンセラー検定4級
ヘルスフードカウンセラー検定4級は、ご自宅でご受験いただける食のオンライン検定です。
ABC Cooking Studioで習得できる調理の技術に食の知識をプラスすることで、
得た知識の価値が高まります。