食べる時間でカラダが変わる~時間栄養学を学ぼう~

食べる時間でカラダが変わる~時間栄養学を学ぼう~

つらいむくみも食事で解決

私たちのカラダのリズムを刻む体内時計。体内時計に合わせた時間に食事をすることで太りにくいカラダを作れると注目されています。


ダイエットをするなら食を見直そう

ダイエットをするなら食を見直そう

さまざまなダイエット法が話題となっていますが、食事を抜いたり1つの食材に頼ったりするダイエットは、健康や美容に悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで、今注目を浴びているのが「いつ、どのように食べるか」という考え方。食べる時間や生活リズム、食材の組み合わせを見直すダイエット法です。
この分野は栄養学では「時間栄養学」と言われています。
私たちのカラダの中には体内時計と呼ばれるカラダのリズムを刻む時計が、脳をはじめカラダのすみずみの部位にあることがわかってきました。
体内時計によって、食欲や血圧、体温やホルモンの分泌などがコントロールされています。
そして、この体内時計を司っているのが「時計遺伝子」です。時計遺伝子の働きによって人間には理想の食事時間があり、その食事時間に合わせて食事をとることで、痩せやすくなる効果があると考えられています。


太りにくい日や時間とは?

太りにくい日や時間とは?

週の真ん中は痩せ曜日

土曜日、日曜日が休みで、週休2日で働いている人は週のはじめと終わりはエネルギー代謝が低くなり、週の真ん中にある水曜日が最もエネルギー代謝が高くなると言われています。土曜日、日曜日が休みではない人は、働いている週の真ん中くらいが1番太りにくい曜日になります。

おやつは14~16時

時計遺伝子の働きにより、14時~16時くらいに脂肪合成を促す働きが弱まると言われています。この時間は太りにくい時間帯と言えるでしょう。ただし、食べ過ぎ注意!間食は1日200kcal以内にコントロールしましょう。

起きてから12時間

朝起きてから12時間以内に食べるものはエネルギーとして消費されやすく、太りにくい時間帯と言われています。遅い時間の食事はなるべく避けるようにしましょう。

痩せ季節は「冬」

夏に比べ基礎代謝の上がる冬は1年で最も痩せやすい季節と言われています。食事と運動を心がけることで、さらにダイエット効果が得られます。


太らないための食事法

むくみ予防のための食事

メニューの組み合わせは・・・一汁三菜

食事量を減らしているのになかなか痩せない…という人は、食事の栄養バランスが崩れてしまっているかもしれません。和食の基本である一汁三菜は栄養バランスもととのいやすく、和食は洋食や中華に比べてカロリーも抑えられるのでおすすめです。

食べる順番は・・・野菜から

炭水化物を多く含むごはんやパンなどは血糖値を上昇させるので、かきこんで食べるなどの食べ方は血糖値の急激な上昇を招き、胃腸に負担もかかりやすくなってしまいます。汁物や野菜から食べるようにすることで、消化酵素の分泌を促したり、血糖値の急激な上昇を抑えることができ、太りにくい食べ方が実践できます。

食べ方は・・・よく噛んで、ゆっくり

咀嚼から脳の中枢が刺激されて、満腹と感じるまでに20分程度かかると言われています。早食いは食べ過ぎの原因となりますので、よく噛んでゆっくり食べるを意識しましょう。

太りにくい食を実践するための、おすすめレシピ

太りにくい食を実践するための、おすすめレシピ

一汁三菜を実践できる、野菜たっぷりのおすすめレシピです。献立としても、単品でも使えるので、ぜひ、ご自宅で作ってみてください!

きのこと栗の炊き込みご飯

きのこと栗の炊き込みご飯

さんまの揚げない南蛮漬け

さんまの揚げない南蛮漬け

人参とかぶのヨーグルトサラダ

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秋の根菜みそ汁

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ABC HEALTH LABOとは

ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
食と栄養に関する知識や情報を発信し、より豊かで健康的なライフスタイルのご提案をします。

1日3食、毎日の食事で私たちのカラダは作られています。
日頃の食事が『おなかを満たす食』から『目的を満たすための食』となるよう、
レシピ提案や健康に関するセミナー・講座、料理レッスンなどを行っています。

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