ニュースリリース
大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」SDGs Evening Talksに登壇しました
― 家庭のキッチンから未来の海を守る ―

日本及びアジア、東南アジアに料理教室を展開する株式会社ABC Cooking Studio(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長 兼 CEO : 志村なるみ、以下ABC)は、2025年10月4日、大阪・関西万博の企業パビリオン「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」に登壇し、「家庭のキッチンから未来の海を守る」をテーマに講演会を開催しました。
1. 料理は「ウェルビーイング」から「未来の海」へとつながる
ABCの企業理念は「世界中に笑顔のあふれる食卓を -Cooking for well-being-」です。料理は、健康や幸福感をもたらすだけでなく、環境保護にもつながります。講演では、海が抱える以下の3つの課題に対し、日常の小さな習慣から始められる海洋環境保全への持続可能で具体的な貢献策と、料理教室としての取り組みが紹介されました。
2. 課題解決に向けた3つの料理教室としての挑戦
| 課題 | ABCからの提案と具体的な取り組み |
|---|---|
| A. 水産資源の乱獲・減少 | サステナブルな魚食文化の継承: 旬の魚を選び、調理法を工夫することで資源を守る「サステナブルな魚食文化」の継承を提案。基礎クラスの約半数で魚介類を扱うなど、魚を“家庭の味”として次世代につないでいます。 また、自治体との協力による地産地消の推進や、「低利用魚」のレシピ開発といった社会的活動も紹介されました。 |
| B. 食品ロスによる環境負荷 | 国連WFPとのパートナーシップ: 日本の食品ロスの約半分が家庭から発生していることを踏まえ、食品ロス削減で海を守るABCでは「食品ロス削減1dayレッスン」を実施。余り食材の活用法や保存テクニックを学びながら、楽しく取り組める構成としています。 また、国連WFP(世界食糧計画)との広報パートナーシップを通じ、「飢餓をゼロに」の目標に共感した寄付・啓発活動も実施。レッスン参加で集められた寄付金はWFPレッドカップキャンペーンにも活用されています。 |
| C. プラスチックごみによる海洋汚染 | プラスチックごみ削減の取り組み: 料理以外の側面でも、ABCは「スポンジリサイクルプログラム」に参加。キッチンから発生する小さなごみを減らすことで、家庭単位から海洋汚染を防ぐ行動を広げています。 |



3. 料理を学ぶことが「未来の海」を変える
「料理を学ぶこと」は、食材の無駄や梱包ごみを減らし、環境に優しい暮らしを広げるための行動です。ABC は、料理を通じた学びと行動を次の世代へとつなぎ、「家庭のキッチンから始まる小さな一歩が、豊かな未来の海を残す大きな力になる」と結びました。
また、来場者には講演の記念として、魚介をおいしく食べてもらえるようにブイヤベースのレシピがプレゼントされました。
ABCクッキングスタジオは、今後も“食”の力で人と社会、そして地球を笑顔にする活動を続けていきます。
【登壇者】
取締役:石田 珠美
執行役員:覚前 幸恵
執行役員:西脇 麻衣子
▼当日の映像はこちら(YouTube)
ABCクッキングスタジオ
https://www.abc-cooking.co.jp/
ABCクッキングスタジオは、国内・海外会員約172万人を抱える世界最大級の料理教室(2025年10月)。
2010年海外に初出店。以降、香港・台湾・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシアと、日本を含む7ヶ国・地域に教室を展開し、アジア圏を中心にサービスを拡大しています。
「世界中に笑顔のあふれる食卓を」の企業理念のもと、料理・パン・ケーキを学べるABC Cooking Studio、4歳からのクッキングスタジオabc kids、1回きりの料理教室1day lessonなどのサービスを提供し、生徒さまに「手作りの食」の大切さと楽しさを伝えています。また、特産品を使ったレシピ開発やコンサルティングによる地方創生事業、商品プロモーションを目的としたメディア事業、企業や自治体に人材支援を行う派遣事業ABC JOB STUDIOなども展開しています。
問い合せ先
■ 株式会社ABC Cooking Studio
広報:粟野
〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
Email:koho@jp.abc-cooking.com
