＜ABC Cooking Studio と静岡県藤枝市が包括連携協定を締結＞
産学官連携の新拠点が誕生 「食」を活かした地方創生の実現に向け
10 月11 日、締結式で具体的なアクションプランを発表

　株式会社ABC Cooking Studio（本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役社長 松谷正輝、以下ABC）と、静岡県藤枝市は、「食」を活かした地方創生の実現に向け、10月11日に全国初となる包括連携協定を締結いたします。
　両者は、同日にBiVi藤枝1階に開設するABCが指定管理者として運営する「藤枝市産学官連携推進センター 食メディアラボ」を拠点に、地産地消や食育の推進、さらに市が進める健康施策やICTとの連動など、「食」を通した総合的な施策を連携して展開してまいります。

創業の地 静岡県藤枝市で「食」を通じて「市民」と「地域」をつなげる

　ABCは、1985年に藤枝市で創業して以来、「世界中に笑顔のあふれる食卓を」を理念に掲げ、食生活の大切さや手づくりの大切さを伝える場として、明るく親しみやすいサービスを通じ、料理教室「ABC Cooking Studio」を運営してまいりました。さらには、JA全農との連携に基づく地産地消の取り組みや、子ども向け教室「abc kids+」における食育の取り組み、医学・栄養学・調理学に基づいた食の資格「ヘルスフードカウンセラー検定」の実施など、「食のもたらす価値」を提供し続けています。
　このたび、これまでABCが培ってきた「食」を伝えることに関する知見やノウハウを活用し、「ABC Cooking Studio」ならびに「藤枝市産学官連携推進センター 食メディアラボ」の指定管理者を務めることとなりました。「食」を通じたコミュニケーションの場として、藤枝市と連携しながら有効的なコンテンツを発信してまいります。具体的には、JAおおいがわや藤枝市内の生産者と連携し、地場の食材を使ったオリジナルメニューでのレッスンや、食育をテーマにした子ども・親子でのレッスン、加えて健康と食をテーマに市民公開講座などを展開いたします。このような活動を通し、市民の皆さまが地域の農産物などの魅力に気づき、日常の食生活に取り入れるきっかけを提供してまいります。「食」・「農」・「地域」をつなぎ、「食」を通して、「市民」と「地域」をつなぐ架け橋として、地域の伝統的な食文化の継承や、健全な食生活の実践、さらには藤枝市の農業の持続的発展などに貢献することを目指してまいります。

　藤枝市との包括連携協定締結式を10月11日に開催することとなりました。当日は、藤枝市 市長 北村正平および、株式会社ABC Cooking Studio 代表取締役社長 松谷正輝が出席し、「食」を活かした地方創生の実現に向けた締結式にかかわる記者会見も合わせて行います。