JA 全農×ABC Cooking Studio×香港HKTV mall
日本食材の魅力発信から更なる輸出の拡大へ
香港最大級のEC サイト「HKTV mall」にて販売開始

　日本及びアジア、東南アジアに料理教室を展開する株式会社ABC Cooking Studio（本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役社長 松谷正輝、以下ABC）は、JA全農（全国農業協同組合連合会）と、香港最大の通販サイト「HKTV mall」と連携し、日本食材の魅力発信を通じた輸出の拡大へ貢献することを目的にした、ECサービスを2017年8月14日より開始しました。

料理教室を介し、生産者と生活者(消費者)をつなぐ 「食」のプラットフォームとして新たな領域へ

　現在アジア、東南アジアを中心に海外に24店舗を展開するABCでは、創業30年を機に、食に携わる企業として、料理教室を介し生産者と生活者(消費者)をつなぎ、地域に貢献することを目指して、さまざまな企画に取り組んでいます。
　その中で、2015年5月に「JA全農」と事業連携し、年間120万食を提供するスタジオのレッスンの食材の仕入れを見直し、可能な限り日本食材へ切り替えを進めてまいりました。このような国内での取り組みと同時に、料理教室事業で培ったノウハウを活かし、日本食材を海外に向けても発信し、輸出促進にも努めております。
　具体的には、日本への関心の高い生徒が多く通う香港や、シンガポールのスタジオを中心に、地方自治体と連携し日本食材をPRするレッスンやイベントを実施しています。また、料理教室に「キッチンで使うニッポンのいいもの」をテーマに厳選した日本の食器や食材が手に取れる、物販コーナーを併設し世界に向けて魅力を発信してまいりました。

気軽に日本食材を購入できる＆食材の使い方までレクチャーするECサービス

　今回の「HKTV mall」との取り組みは、香港Food Expo2017をきっかけに、より多くの方に、日本食材の魅力を実感し、体験いただきたいという思いから実現いたしました。香港では日本食の人気に伴い、高級スーパーを中心に日本食材に触れる機会は増えてきてはいるものの、毎日の食卓に並ぶ食材としての認知までには至っていない状況です。海外での日本食材の価値や、魅力をより多くの方へ知っていただくため、3社の強みを生かし日本食材に特化したECサービスが実現しました。

　香港において月間訪問者数200万人を誇るオンライン通販サービス「HKTV mall」にて、特設ページを開設し、JA全農とABCが選んだ日本食材を販売します。特設ページ内では、販売している食材を使って作るABCオリジナルレシピを動画で紹介し、おいしい食べ方や調理方法の提案を通して、日本食材を毎日の食卓へ活用いただけるようご紹介してまいります。また、販売期間中 には、現地香港のABCにて、食への興味関心が高い生徒へ向けた試食会やレッスンイベントなど、リアルの場を使ったプロモーションを強化し販売を支援してまいります。
　今回の取組みによって、海外ではハードルの高い一般消費者への販路を整え、日本食材のプロモーションから販売までを一貫してプロデュースすることが可能となりました。今後も、海外24スタジオの拠点、インストラクターと生徒を通した情報発信といった強みを持って、各社と連携し日本食材の輸出促進へ貢献してまいります。

ABC Cooking Studio香港ホームページ内 特設ページ