今年11月をもって創業30周年を迎える、株式会社ABC Cooking Studio（本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役 社長 櫻井 稚子、以下ABC）は、5月1日にイタリア・ミラノで開幕した「2015年ミラノ国際博覧会」（略称「ミラノ万博」）に協賛しています。当社は、「世界中に笑顔のあふれる食卓を」という企業理念のもと、料理教室として累計100万人の生徒さまに手作りの大切さを伝えて参りました。日本のみではなく、海外への出店により様々な食文化と融合をはかりながらレッスンを通じて、世界へも日本の手作りの文化を発信しています。その中で「食」に携わる企業として、ミラノ万博のテーマである「地球に食料を、生命にエネルギーを（Feeding the Planet, Energy for Life）」に共感し、ミラノ万博を通じて日本の優れた食文化を世界に発信するサポートを行いたいと考え、ミラノ万博への協賛を決めました。

「ミラノ万博」に合わせて開催される「ジャパンサローネ」に参加

   ABCは、万博開催期間中である6月25日（木）～7月13日（月）の間に、ミラノ市内で開催されるイベント「ジャパンサローネ」に参加することになりました。「ジャパンサローネ」は、ミラノ万博で展開する日本の優れた「食」と「農」に関わる、知恵と技を戦略的に発信するための拠点として実施されるイベントで、日本政府とともに約22の協賛企業や団体などが参画しています。シンポジウムや商談会の場として活用するほか、会場ではアニメやキャラクターから伝統工芸まで、様々なクールジャパンコンテンツを揃え、幅広く「日本」をアピールしていきます。今回、ABCはこのイベントの参画団体である農林水産省より委託を受け、農林水産省が出展プログラムとして実施する「日本のお菓子作り体験教室」の運営サポートを行うこととなりました。

日本のお菓子「かりんとう」を世界に

   ABCが担当する「お菓子作り体験教室」では、日本の庶民が慣れ親しんできた昔ながらのお菓子として「かりんとう」を紹介します。「かりんとう」は海外でも比較的手に入りやすい材料で作ることができることもあり、今回の体験メニューに。また近年、海外でも認知度の高い「抹茶」を練りこむことで、分かりやすく日本の食文化として伝えたいと考えました。
   今回のサポートでは、日本のABCクッキングスタジオでインストラクターを務めるスタッフを現地へ派遣し、直接参加者へ作り方をレクチャーするほか、「かりんとう」をご自宅でも簡単に作っていただけるよう使用材料が全て計量されたABCオリジナル手作りキット「抹茶のかりんとう」を配布します。また、様々な国の方に分かりやすく作り方をお伝えするため、英語・日本語・中国語・イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・韓国語の8ヶ国語対応の作り方動画を作成、イベント会場にて放映いたします。この動画は、ABCの動画配信サイト「ABC Cooking Channel」「you-tube」での配信も予定しており、いつでもどこでもインターネットの環境さえあれば動画をくり返し見ることができます。