「大切な人のために手料理を」 その気持ちを応援したい。

ABCでの経験をきっかけに料理教室を開業したり、さまざまな食の仕事で活躍されている方がたくさん!
さらなる夢に向かって頑張る方をご紹介します。

大坪 沙季さん(Saki Otsubo)

 料理研究家。料理教室「cooking salon kaiholo」主宰。都内の自宅にて料理やパンなどのレッスンを行うほか、ABCStyleに所属し、撮影調理、調理デモ、出張料理教室などを担当している。

「大切な人のために手料理を」 その気持ちを応援したい。

 一人暮らしを始めた学生のころ、栄養バランスの悪い食生活を送っていたせいで体調不良に。これではダメだと思って、すぐにABCに通い始めました。体験レッスンを受けたらすっかりはまってしまい、時間が許す限り通い詰め、先生の勧めもあってブレッドのライセンスを取得しました。大学卒業後は金融会社に就職したのですが、やっぱり料理を教えたい!と強く思い、半年ほどでABCに転職。そこから先生を約5年ほど務め、独立して今に至ります。
 現在は自宅の教室で、料理、パン、アイシングクッキーなどを教えています。若い女性の方や、お母さまと一緒に親子でレッスンを受けに来てくださる方もいらっしゃいますね。見た目が華やかになるよう、料理の盛り付けや彩りを工夫しているので、完成した料理を写真に撮ってSNSなどにアップしてくださる方も多くてとても嬉しいです。ABCで教えていたときもそうでしたが、「彼のために作ってあげたい」という生徒さまがたくさんいらっしゃいます。大切な人のために手料理を作ってあげたいという姿って、とてもかわいらしいですよね。私も主婦ですから、夫のために毎日ご飯を作っています。日々の献立に迷ったときは、基本の料理からパーティーメニューまで網羅しているABCのレシピがすごく参考になります。
 今は少人数制の教室なのですが、今後はイベントスペースを借りて大人数でのレッスンもやってみたいし、大好きなワインに関する資格も取りたいですね。生徒さまへ提案できることを増やしていって、料理の幅も広げていきたいと思っています。