いろいろな食材の下処理

おいしく食べるには、アクを除く・ぬめりを取る・下茹でするなど、目的に合った丁寧な素材の下処理が大切です。
それぞれの食材の扱い方を正しく知っておきましょう。
主な食材の下処理をご紹介します。

いろいろな食材の下処理 目次

動画一覧

きのこは洗わないの?「きのこの下処理 1」

きのこは洗わないの?
「きのこの下処理 1」

1. きのこは水で洗わない方がいいものと洗った方がいいものがあります。
2. マッシュルームはペーパーで汚れを拭き取ります。
3. なめこはサッと水で洗い、軽く湯通しして使いましょう。

手で割くと味が染みる「きのこの下処理 2」

手で割くと味が染みる
「きのこの下処理 2」

1. エリンギは根元を切り落とし、手で食べやすい大きさに割きます。
2. しめじは石づきを切り落とし、手で小房に分けます。
3. えのき茸は石づきを切り落とし、手で小房に分けます。

椎茸は軸までおいしく「きのこの下処理 3」

椎茸は軸までおいしく
「きのこの下処理 3」

1. 椎茸は軸を根元から切り取り、汚れがある場合は拭き取ります。
2. まいたけは手で小房に分け、生きくらげは石づきを切り落とし、食べやすい大きさに切り、軽く湯通しします。

美味しく食べよう「ごぼうの下処理」

美味しく食べよう
「ごぼうの下処理」

1. 泥付きのごぼうの場合は泥をしっかり新い落とします。食品用のたわしで洗いましょう。
2. アクが強いので切ったらすぐに水にさらします。
3. 白く仕上げたいときは水に酢を少し加えます。

味の染み込みをよくする「里芋の下処理」

味の染み込みをよくする
「里芋の下処理」

1. 里芋の独特のぬめりは食物繊維の一種です。
2. 塩を入れて鍋を大きくゆすり全体にからめます。
3. ぬめりが出たら水を加えひと煮立ちさせます。水洗いで汚れやぬめりを取ります。

手間をかけておいしく「大根の下処理」

手間をかけておいしく
「大根の下処理」

1. 面取り…大根の角を削ります。煮崩れを防ぐことができます。
2. 隠し包丁…十字に切込みを入れます。味の染み込みがよくなります。
3. 米のとぎ汁で煮る…アクやえぐみが取れて白く仕上がります。

つるんとむける「トマトの湯むき」

つるんとむける
「トマトの湯むき」

1.トマトの皮に十字の切り込みを入れます。
2.穴あきお玉の上にのせ、たっぷりの熱湯で数秒転がします。
3.水に取り冷ますと、手で皮がきれいにむけます。

【見た目もきれいに!「海老の下処理」】

見た目もきれいに!
「海老の下処理」

1. 背ワタを取った海老の殻をむき、尻尾の先端を斜めに切り落とし包丁でこそぎます。
2. 立て塩で洗い、その後、真水で洗います。
3. 水気をよく拭き取ります。

【おいしく食べよう「アスパラの下処理」】

おいしく食べよう
「アスパラの下処理」

1. 根元が固いので1cm切り落とし、ピーラーを使い下1/3の固い皮をむきます。
2.中央1/3のはかまをとります。
3.お湯に塩を加え、1分ほど茹で、ザルに上げ、冷水で冷やします。

【塩茹ででおいしく「そら豆の下処理」】

塩茹ででおいしく
「そら豆の下処理」

1. そら豆をひねって、豆を取り出し、包丁で切り込みを入れます。
2.1%の塩を加えた熱湯で3分位茹でます。
3.切り込みから簡単に薄皮がむけます。

【ちゃんとできてる?「里芋の皮むき」】

ちゃんとできてる?
「里芋の皮むき」

1. しっかりこすり洗いをし、水気を取ります。
2. まず両端を切り落とし、側面を包丁でむいていきましょう。
3. 茹でてからむく場合は、水から10分位茹でたものを冷水に取り、皮だけを切るように浅くぐるりと一周切込みを入れます。

【とっても食べやすい!「ほたるいかの下処理」】

とっても食べやすい!
「ほたるいかの下処理」

1. まず目玉が固いので、ピンセットで取り除きます。
2. 次に足の中央付け根あたりにあるクチバシを取り除きます。

料理に合わせて使い分け 大根の皮むき

料理に合わせて使い分け
大根の皮むき

1.大根は厚めに皮をむくことで、柔らかく仕上げられます。
2.3mm位の厚さでむきます。
3.親指で包丁を送り出すように、大根をまわしながら皮をむきます。
4.同じ厚さでむきましょう。

旬の味覚を楽しもう 筍の下処理

旬の味覚を楽しもう
筍の下処理

1.外側の皮を剥きます。
2.先端を斜めに切り落とし、切り込みを入れ根本を切り落とします。
3.かぶる位の水に筍・米ぬか・唐辛子を加えます。
4.1時間~茹で、粗熱が取れたら皮をむきます。

【ふきの下処理】

【ふきの下処理】
1.茹でやすいように鍋のサイズに切ります。
2.塩をふり、まな板の上で転がします。
3.沸騰したお湯に、根本の部分を入れます。
4.1分位加熱し、残りのふきを入れます。
5.2分位加熱し、水を入れたボウルに取り出します。
6.粗熱を取り、先端3cm位を1周、皮をむきます。
7.皮をまとめて持ち、一気にむきます。
8.反対側から残った皮を除きます。

【じゃが芋の下処理】

【じゃが芋の下処理】
1.「男爵」は丸くややゴツゴツした形をしており、ホクホク感が楽しめます。
2.「メークイーン」は長卵型で煮崩れしにくく、ねっとりとした食感に仕上がります。
3.皮と芽を除きます。
4.使用する大きさに切り、角の部分を削り、面取りをします。
5.5分位、水にさらします。

しらたきの下処理・結びしらたき

しらたきの下処理・結びしらたき
<下処理>
1.しらたきは水から下茹でします。
2.ザルに上げて水気を切ります。
3.食べやすい長さに切っておきます。
<結びしらたき>
1.したらきを数本取って、中心をつかみます。
2.一方を手に巻き付けて輪っかをつくります。
3.指をはずし、残りの一方で輪っかをくくります。

お米のとぎ方

お米のとぎ方

  1. ボウルに米を入れ、水を入れさっと混ぜます。
  2. ザルを使い手早く水を切ります。
  3. 奥側からすくいよせ、手のひらでギュッと押すように米を擦り合わせます。
  4. 水を加えサッと混ぜ、水を切ります。
  5. 何回か繰り返します。
  6. 30分吸水させます。

簡単なゆで卵の殻のむき方

簡単なゆで卵の殻のむき方

  1. タッパーを用意し、茹でたての卵と水を卵の高さ半分くらい入れます。
  2. シャカシャカとふります。
  3. きれいに殻がとれます。

れんこんの下処理

れんこんの下処理

  1. ピーラーで皮をむきます。
  2. れんこんは切ったらすぐに水にさらします。
  3. 白く仕上げたいときは、水に酢を少し加えます。
  4. 真水で洗ってから使います。

絹さやの下処理

絹さやの下処理

  1. ヘタを少し折り、筋を除きます。
  2. 反対側の筋も同様に除きます。
  3. 沸騰したお湯に塩少々加え、ヘタと筋を除いた絹さやを入れ、1分位さっと茹でます。
  4. 冷水にとります。

絹さやの選び方・下処理

絹さやの選び方・下処理

  1. 絹さやは緑色が鮮やかで、しっかりとしたものを選びます。
  2. 花落ちから上へ引っ張り、そのままヘタから下へ引っ張って筋を除きます。
  3. 塩を加えた熱湯で20秒位茹でます。
  4. ザルに上げて水気を切り、冷まします。

ささみの筋取り

ささみの筋取り

  1. 筋の両側に切り込みを入れます。
  2. 裏返しにし、筋をおさえながら包丁の背でしごくようにして除きます。

干し椎茸の戻し方

干し椎茸の戻し方

  1. 水に浸けて戻します。
  2. 常温で数時間~半日くらいが目安です。
  3. 急ぐ場合は電子レンジで加熱します。
  4. 1日位かけてじっくり戻すと、旨味を最大限に引き出せます。
  5. 戻し汁も使用するとよいでしょう。

オクラの下処理

オクラの下処理

  1. ガクの部分を包丁で除きます。
  2. 表面の産毛を除くため、塩少々を手に取りやさしくこすり、板ずりをします。
  3. 塩がついたままお湯で茹でます。
  4. ザルにとって冷まします。

切り干し大根の戻し方

切り干し大根の戻し方

  1. 切り干し大根はさっと洗い、水に浸けておきます。
  2. 水気を絞ってから長ければ食べやすい大きさに切ります。

ゴーヤーの苦味の取り方

ゴーヤーの苦味の取り方

  1. ゴーヤはよく洗い、縦半分に切りスプーンで種とワタをしっかりと除きます。
  2. 厚さ2mm位の薄切りにし、塩(適量)でもみ、しばらく置きます。
  3. しっかりと水で洗い調理に使用します。

かんぴょうの戻し方

かんぴょうの戻し方

  1. かんぴょうは水でさっと洗い塩少々でもみます。
  2. 水洗いした後、水に浸けて戻しておきます。(パッケージ参考)
  3. 水気をしぼり、お好みの長さに切ります。
  4. 煮て、巻き寿司の具などに使えます。

高野豆腐の戻し方

高野豆腐の戻し方

  1. ボウルに高野豆腐と水適量を入れ戻します。(パッケージ参考)
  2. 崩れないように両手はさんで押し、水気を水気しぼります。

アーティチョークの食べ方

アーティチョークの食べ方

  1. 茎を切り落とし周囲のガクを除きます。
  2. 変色防止のため、レモン水に漬けます。
  3. ガクの硬い部分をむき先端を切り落とします。
  4. 中のおしべとめしべを除きます。
  5. 食べやすい大きさに切り茹でたりオーブン焼きにするとおいしくいただけます。

あさりの砂抜き

あさりの砂抜き

  1. あさりをバットに広げるようにして入れ、海水の濃さ(3%)の塩水をひたひたに加えます。
  2. アルミホイルで覆い、暗くします。
  3. 最低30分~1時間置いておきます。
  4. 料理に使う前にこすり合わせるように洗います。
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