カラダを温めて病気予防!体温と免疫力の関係とは

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カラダを温めて病気予防!体温と免疫力の関係とは

皆さんは自分の平熱を知っていますか?
最近の研究で、体温と免疫力には深い関係があることが分かっています。
カラダを温めて免疫力をアップさせましょう。

体温が下がると免疫力は低下する

私たちのカラダは本来「36.5℃」で正常に働くようにできています。
しかし最近では、平熱が35℃台の方も少なくないそうです。

体温が下がると免疫力が低下することがわかっています。
体温が下がると、熱を逃がさないよう血管が収縮し、血流が悪くなります。
血液はカラダ中の細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。
その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球がカラダの中をめぐることで、カラダの中の異物をパトロールしているのです。

体温が1度下がると白血球の働きは30%以上も低下するというデータもあり、免疫力の低下につながります。

体温が下がる原因は筋肉量の低下

体温の平均は50年前と比べて0.7℃近く下がっています。

その背景の1つに「筋肉量の低下」があると言われています。
筋肉は体内最大の熱産生器官で、熱の4割は筋肉からつくられています。

近年、乗り物や家電が充実し、私たちのライフスタイルは大きく変化しました。
それに伴い、筋肉をつかう頻度は減少し、筋肉量の低下を招いたと考えられています。

補足

宇宙飛行士は数日間無重力空間にいるため、その間筋肉をほとんど使いません。
そのため、帰ってきた際に筋肉が減少し、うまく歩けなくなるといいます。
それほど運動不足は筋肉量の低下につながるのですね。

体温を上げるアレコレ

免疫力アップのために、体温をアップさせましょう。
体温アップのためには、筋肉をつけることが大切です。

筋肉をつけるおすすめの方法

1)スクワット

筋肉の7割は下半身に存在します。その中でも1番大きな筋肉が存在するのは「太もも」で、2番目は「お尻」です。
スクワットをすることで効率よく筋肉量を増やすことにつながります。

2)ウォーキング

ウォーキングはスクワットほどの強度はありませんが、手軽に下半身の筋肉を鍛えることができます。
足の付け根から前に踏み出し、腕を大きく振って歩くとより効果的です。

3)美姿勢Keep

背筋をピンと伸ばした美しい姿勢はそれだけで筋肉を鍛えることにつながります。
おうち時間が増えましたが、室内でもぜひ姿勢に気を付けて過ごしてみてください。

4)筋肉をつける栄養素を摂取する

おすすめは「たんぱく質・ビタミンB6」です。

たんぱく質

カラダを動かすエネルギー源となり、血液や筋肉のもととなる主成分

Point

動物性たんぱく質(肉・魚・卵など)と植物性たんぱく質(大豆・穀物など)をバランスよく摂るのがおすすめです。

ビタミンB6

たんぱく質の代謝を助ける

Point

ビタミンB6は加熱に弱いので新鮮なうちに生で食べられる食材がおすすめです。

筋肉をつけるおすすめレシピ

おすすめの栄養素を含むレシピを紹介します。

たんぱく質

アスパラと茹で卵のサラダ

アスパラと茹で卵のサラダ

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たんぱく質

まぐろのネバネバ丼

まぐろのネバネバ丼

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ビタミンB6

かつおの和風カルパッチョ

かつおの和風カルパッチョ

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ビタミンB6

まぐろと長芋の中華和え

まぐろと長芋の中華和え

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