食べ方にコツあり!
太りにくい食事のポイントとは?
これからの季節はイベントがたくさんありますが、今年は自宅やリモートで!
という方も多いのではないでしょうか?
リラックスしながらイベントを楽しむとつい食べすぎて
カロリーオーバーなんてこともありますよね。
そこで今回は食べ方を少し工夫するだけで太りにくくなる
「食べ方のコツ」をご紹介します!
太りやすい食べ方とは?
太りやすい食べ方のひとつに、血糖値の急上昇を起こす食べ方があります。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。
私たちのカラダは、食事で糖質を摂ると血糖値が上がり、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンには血中の糖分を脂肪にかえてカラダにため込む働きがあります。
血糖値が緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが、急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌され、カラダに脂肪をため込みやすくなってしまいます。
そのため、血糖値が急激に上昇する食べ方は、太りやすい食べ方になるのです。
太りやすい食べ方
空腹状態からいきなりお菓子やごはんなどの糖質が多い食べ物をたくさん食べることや、早食いやどか食いなどは血糖値を急上昇させてしまいます。
血糖値が急上昇するとインスリンは過剰に分泌され、カラダに脂肪をため込みやすくなってしまいます。
理想の食べ方
適量の食事をよく噛んで食べることで、血糖値は緩やかに上がります。
血糖値の上昇が緩やかであれば、通常、インスリンは過剰に分泌されることはありません。
血糖値の急上昇を防ぐ食べ方のコツ
食べても太りにくくするためには、血糖値の急上昇を防ぐ食べ方が重要です。ポイントは3つあります!
1)食べる順番を意識しよう!
野菜→肉・魚→ごはんの順に食べると血糖値の上昇が緩やかになり、太りにくい食べ方につながります。これをカーボラストともいいます。
2)ゆっくり食べよう!
早食いの人はゆっくり食べる人に比べ一度に多量の食べ物が体内に入るため、血糖値の急上昇を招きやすくなります。よく噛んで食べましょう。
3)欠食をしない!
空腹時間が長いと人は軽い飢餓状態になり、次に食べた食べ物で血糖値が急上昇しやすくなります。一度にどか食いしないために、1日3回の食事を欠食しないようにしましょう。
また、食事の量を減らさなくても、食品を選ぶことで太りにくくなるポイントもあります。
食品を選ぶコツ
血糖値の急上昇を防ぐためには、低GI食品の活用がおすすめです。
GI(グリセミックインデックス)値とは、食品を食べたときの血糖値の上昇の割合を表します。上昇率が最も高いブドウ糖はGI値100になり、GI値が60以下の食材は血糖値の急上昇を抑える食材と言われています。
いつもの食事だけでなく、今流行りのテイクアウトや出前、太りやすい外食など、どんな時でも低GI食品を選べたらいいですね。
ごはんを食べるなら・・・
白米より栄養価が高く噛み応えのある、玄米や雑穀米を選ぶようにしましょう。
外食するときは・・・
食材の数が少ない料理よりも、野菜など具材の多い料理を選びましょう。
芋類を食べるなら・・・
旬の芋類は、じゃが芋よりさつま芋を選ぶようにしましょう。
甘さが欲しいときは・・・
砂糖よりメープルシロップを活用しましょう。