身近に潜む
食中毒の危険!
食中毒を知ろう!
おうちにいる時間も増え、料理をする方も増えてきたのではないでしょうか。
5月後半~ 9月は気温と湿度が高くなり、食中毒が増える時期とも言われています。
愛情を込めて作った手料理で家族が食中毒になるようなことがないように、
食中毒に対する知識をしっかりと身につけましょう!
食中毒とは
食中毒とは、食中毒のもととなる細菌やウイルスがついた食べ物を食べることによって、腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が出る病気のことです。食中毒の原因となる細菌の中には、外食より家庭で発生しやすいものもあります。原因となる細菌別に下記の通りに分類されます。
病因物質別分類
- 細菌性食中毒
・・・・・・・・・・サルモネラ菌・ブドウ球菌・カンピロバクター・腸炎ビブリオなど - ウイルス性食中毒
・・・・・・・・ノロウイルス・ロタウイルスなど - 自然毒食中毒
・・・・・・・・・・毒キノコ・じゃがいもの芽・青梅・フグなどの毒魚・貝毒など - 化学物質による食中毒
・・・・・・ヒ素や農薬など有害物質の混入など - その他の食虫毒
・・・・・・・・・寄生虫による中毒など
おうちで出来る対策方法
料理をするときに気を付けてほしい、食中毒を防ぐポイントをご紹介します!
お箸·トング·ラップを使いましょう!
手の傷や手荒れの部分には、細菌が潜んでいる可能性が高いため、食品を直接触らないようにしましょう。ラップ越しにおにぎりを握ったり、手袋を着用するのも有効です。
じめじめした環境は避けましょう!
細菌の繁殖が盛んになるのは10~50℃ くらいでじめじめした環境です。細菌の繁殖を防ぐため、調理した食品は放置せず、早めに食べるようにしましょう。
しっかり加熱しましょう!
細菌は75℃1分以上、中心まで加熱すれば死滅するものが多いです。中まで加熱しましょう!
食中毒予防3原則の他に、調理過程を工夫することでできる作り置きのポイントをご紹介します!
- 汁気の少ないおかずに
→ 水分が多いほど細菌は繁殖しやすくなります。 - 味付けは濃い目に
→ 塩分や糖分が多いと、細菌が利用できる水分が少なくなります。 - 抗菌作用の強い食材・調味料を使う
→ 下味や味付けなどで上手に使うことで料理が傷みにくくなります。
抗菌作用の強い食材・調味料
梅
抗菌成分
クエン酸
酢
抗菌成分
酢酸
わさび
抗菌成分
アリルイソチオシネード
カレー粉
抗菌成分
クルクミン
抗菌作用をもつ食材を使ったレシピ
もっと気軽に 自宅で受験
ヘルスフードカウンセラー検定4級
ヘルスフードカウンセラー検定4級は、ご自宅でご受験いただける食のオンライン検定です。
ABC Cooking Studioで習得できる調理の技術に食の知識をプラスすることで、
得た知識の価値が高まります。