話題の中食!
賢い選び方のコツとは
「中食」という言葉を、聞いたことがありますか?
仕事で疲れて食事は作りたくないけど、
外で食べるのは気を使うし、お金もかかる…。
そんなニーズを受けて、外食でも内食でもない中食が話題となっています。
中食を賢く使って、栄養のバランスも摂取できるコツをご紹介します。
中食とは
「中食(なかしょく)」とは、外で食事をする「外食」と自宅で食事する「内食」の中間地点にあたる食事を指します。
惣菜店やお弁当屋・コンビニエンスストア・スーパーなどでお弁当や惣菜などを購入したり、外食店のデリバリー(宅配・出前)などを利用して、“家庭以外で調理された食品を持ち帰り、家で食べる”食事のスタイルです。
中食は単身者・高齢者の世帯のみでなく、全世帯で利用は増加傾向にあり、内食と組み合わせることで手軽にバランスのよい食事を摂ることができます。
中食のメリット・デメリット
メリットやデメリットを理解した上で自分に合った方法を取り入れてみましょう。
メリット
- 種類が豊富なお惣菜から食べたいものを必要な分だけ購入することができる
- 調理に手間がかからず、家事の負担を軽減することができる
- 自宅で好きなタイミングで気軽に食事をすることができる
- 自宅で本格的な料理を楽しむことができる
- 外食に比べると費用を抑えることができる
- 選び方によって栄養のバランスのよい食事が摂れる など
デメリット
- 脂質や塩分の多い食事になりやすい
- 保存性を高めるため、添加物が多く含まれていることがある
- プラスチックケースなどのごみが増える など
賢い中食の選び方とコツ
便利な中食を利用して、バランスのよい食事やいつもの料理にプラスして食事を楽しむコツをご紹介します。
バランスのよい食事の選び方
中食のよいところは自分で自由に組み合わせることができることです。
主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事になるように意識してみましょう。
- 主食のごはんやパンなどは味付けをしていないものを選びましょう!
惣菜は濃い味付けのものが多いため、主食はシンプルなものがよいでしょう。また、玄米や雑穀などはビタミンや食物繊維を摂取できるのでおすすめです。
- 主菜はコロッケや唐揚げなどの揚げ物に偏らず、魚や卵、大豆製品も意識して摂取しましょう。
惣菜は揚げ物や肉料理が多い傾向があるので、魚料理が豊富にある店をさがしてみるのもよいでしょう。缶詰や豆腐などすぐに食べられるものをプラスするのもおすすめです。
- 副菜は野菜やきのこ、海藻などを含むものを選びましょう。
1人暮らしなどで、野菜を使いきれないときは中食を利用することで無駄なくたくさんの野菜を摂取できます。特に緑黄色野菜や海藻を使ったサラダやきのこを使った和え物は不足しがちなビタミンや食物繊維が摂取できるのでおすすめです。
食事をより楽しむポイント
便利な中食を利用して、毎日の食事を楽しみましょう。
- いつもの料理に本格的な料理を追加!
サラダや汁物などの副菜は手づくりをして、手間のかかる本格的な料理は中食を利用することで、いつもの味とプロの味の両方を自宅で楽しむことができます。
- お気に入りの食器に盛り付ける
中食はプラスチックケースなどに入っていることが多く、そのまま食卓に並べると簡素な印象になってしまいます。食事を楽しむためにはお気に入りの食器を使っておしゃれに盛り付けをするだけで素敵になります!
中食と組み合わせたいおすすめのレシピをご紹介します。
ヘルスフードカウンセラー協会主催 スキルアップ栄養学講座開催中!
ヘルスフードカウンセラー協会では、日常生活に役立つ食や健康に関する知識について学べる、スキルアップ栄養学講座を東京・丸の内にて開催しています。 毎月、さまざまな講座内容でワークやクイズなどを取り入れ、どなたでもご参加できる内容となっています。 日程や予約方法などにつきましてはヘルスフードカウンセラー協会HPにてお知らせいたします。