夜遅い時間の
食事の摂り方とは?!
健康のためには「夕食は21時までに済ませるべき」といわれてはいても、
仕事などの都合で夜遅い時間に食事を摂る方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、遅い食事がいけない理由や
遅い夕食の正しい摂り方についてご紹介します。
夜遅くの食事がいけない理由は?
本来、夕食とは朝起きてから12時間後までに食べ終わるのが理想的と言われています。
夜遅くに食事を摂ると、活動量が少ないため消費エネルギーが少なく、余分なエネルギーを体脂肪として蓄積されやすくなります。
また、翌朝、食欲がなくて朝食が食べられない原因にもなり、生活リズムも乱れやすくなります。
この生活リズムの乱れにより、体内時計にズレが生じてしまいさまざまな症状を引き起こす可能性があります。
夜遅い時間に食事を摂るポイント
カラダに負担がかからないように食事内容を工夫しましょう。
Point1
糖質の多い食品は避け、たんぱく質を中心に摂取しましょう!
就寝1~2時間前にたんぱく質を摂取することで、成長ホルモンの働きを促し、体脂肪の蓄積を防ぎます。 赤身の肉や魚、卵、大豆製品などの良質なたんぱく質がおすすめです。
Point2
脂っこい料理は避け、低脂質の食事を選びましょう!
揚げ物などの脂質量の多い食事は消化に負担がかかってしまいます。 料理をするときはできるだけバターやラードなどの動物性脂肪は避け、植物性のオリーブオイルやごま油を使うようにしましょう。
Point3
「もう遅いから・・・」と言って食べずに我慢することはNG!
胃を空っぽのままで寝てしまうと脳が覚醒してしまい、良質な睡眠の妨げになり、体内時計の乱れの原因になります。 糖質量の少ない食材や油の少ない調理法を選び、ビタミンやミネラルを含む野菜を中心にした汁物がおすすめです。
どうしても夕食が遅くなる方は・・・
毎晩夕食が遅くなってしまう場合や、事前に夕食が遅くなることが分かっている場合は“分食”がおすすめです!
分食とは食事を分割して食べるということです。夕食までのつなぎとして、17~19時くらいに軽い食事をとりましょう。
分食をすることで、次の食事までの間隔が短くなるので、帰宅後遅い時間の食べ過ぎを防ぐことができます。
軽い食事には、おにぎりやサンドイッチなど、糖質をメインにしてもかまいません。片手で食べられるようなバータイプの栄養調整食品を活用するのも◎。
21時を過ぎると活動量の低下に伴い、脂肪として貯蓄されやる可能性が高くなります。夜遅い食事には糖質や脂質の多いものは控え、野菜を中心としたメニューにしましょう。
遅い時間におすすめなレシピをご紹介します。
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