夏が旬のピーマン。子どもの苦手野菜No.1とも言われたりしますが、実は健康や美容のための栄養素がぎゅっと詰まった栄養価の高い野菜です。緑色のものは未熟果で、完熟させると赤ピーマンになります。
ピーマンはビタミンCをたっぷり含む野菜です。ビタミンCは紫外線からのダメージを軽減し、シミやそばかすを防いだり、体内でコラーゲンの生成を助け、シワやたるみを防ぐなど美肌効果の高い栄養素です。
ピーマンは抗酸化作用抜群！ビタミンCだけでなく、β-カロテン、ビタミンEも含んでいます。ビタミンＣ、β-カロテン、ビタミンEを合わせて摂ることで、相互作用により抗酸化力が高まるため、紫外線からのダメージを防ぐ肌ケアやアンチエイジングへのより高い効果が期待できます。また、赤ピーマンは緑のものよりも栄養価が高く、ビタミン類の含有量は2～3倍とも言われています。
ゴーヤーとは沖縄地方の方言で「にがうり」のこと。「つるれいし」と呼ばれることもあります。 緑黄食野菜と思われがちですが、実は淡色野菜。表面のイボは水を貯める働きもあり、干ばつなど厳しい気候でも生きていくことのできるたくましい野菜です。ゴーヤーのもつ苦味は、種が熟す前に動物に食べられないための知恵と言われています。
ゴーヤーの特徴はなんといってもあの独特な苦味です。この苦味を作りだしている成分がモモルデシン。ゴーヤーからはじめて発見された栄養成分です。モモルデシンには食欲増進効果があり、夏の暑さで食欲が落ちる時期にはおすすめの野菜です。さらに、血圧を下げる効果や整腸作用などもあることがわかってきました。
ゴーヤーはビタミンの含有量も豊富！特にビタミンCの含有量が多く、他の野菜に比べ、加熱調理後の残存量が多いのも嬉しいポイント。さらに、β-カロテンも含み、ビタミンCとの相乗効果により、紫外線による肌のダメージケアやアンチエイジングに高い効果が期待できます。ミネラルも含むため、食欲の落ちる夏の栄養補給にぴったりです。
日焼けの原因となる紫外線には、肌の真皮まで届き、見えない部分にダメージを与えてしまうUVAと、肌の表皮に赤く炎症を起こすUVBの2種類がありますが、7.8月はこの2つの紫外線量がピークを迎えます。
日焼けはシミ・そばかすはもちろん、肌のたるみやしわの原因にもなってしまいます。
そこで活躍してくれるのがビタミンC。紫外線による肌へのダメージを軽減するほか、コラーゲンの生成を助け、肌のハリや弾力を守る働きももっています。
ピーマンとゴーヤーはビタミンCを豊富に含む食材。夏の肌ケアの強い味方です。
さらに、ピーマン、ゴーヤーともにβ-カロテン・ビタミンEも含むため、相互作用による効果アップも期待できます！旬の野菜でカラダの内側から美肌に働きかけましょう！
ピーマンとゴーヤーをおいしく食べられるレシピをご紹介します♪旬の食材を味わってください♪
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