教室づくりに生かされるABC からもらったヒント

私のパン教室では、生地の適温や酵母の育て方はもちろん、「なぜこの順番で材料を入れるのか？」など、細かい知識をたくさん伝えます。その代わり、レシピは非常にシンプル。材料・分量と簡単な工程だけで、あとは生徒さまにメモをたくさんとってもらうようにしています。皆さんご自分の言葉で書き込むので頭に入りやすく、ご家庭でも再現しやすい。これは私がABCの生徒だったころに先生から学んだ方法です。私がABCに入会したのは約12年前。特に慕っていた先生に「自分で書き込まなきゃ覚えないでしょ！」と言われて一生懸命メモをとっていました。他の料理教室に通うこともありましたが、ABCは先生とのコミュニケーションも楽しく1日過ごすこともありました。今でも教室のことで悩んでいるときに先生に相談すると、いいアドバイスがもらえます。先生方がいたから私も頑張れたし、今の私がいるのはその先生方のおかげだと思っています。ABCでもらった、たくさんのヒントを生かして、生徒さまがパンを作って家族に喜んでもらう“笑顔の伝達”ができる教室を続けていきたいですね。