花粉に負けない春にする!花粉対策特集

花粉に負けない春にする!花粉対策特集

花粉症のメカニズム

花粉症のメカニズム

花粉症とは、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応です。「花粉」は体に害がないにも関わらず、体内に入ると私たちの体は異物として認識し、体を守るために「IgE抗体」を作ります。IgE抗体が蓄積し、肥満細胞と結合することで、「ヒスタミン」という化学物質が放出され、くしゃみや鼻づまり等のアレルギー症状が起きるのです。つまり、体内に花粉を取り込まないようにすることが、花粉症予防の第一歩なんです!

花粉症のメカニズム

Q1、花粉症になる人とならない人は何が違うの?

遺伝的にアレルギー体質を持っているか、持っていないかが大きな分かれ目になります。また、食生活など日常生活の要素も深く関わっていたり、花粉が多く飛ぶ所に住んでいる人は、花粉症になりやすいと言われています。

Q2、ある日、突然花粉症になるのはどうして?

花粉を体内に取り込むと、体は、IgE抗体を作って体を守ろうとします。この抗体の量が一定の水準に達するまでは、症状はあらわれないのですが、子供のころから毎年花粉を吸って、抗体を作り続け、やがてその水準に達すると、くしゃみや鼻水などの症状が出るのです。

年齢別アレルギー性鼻炎有病率

Q3、花粉症になりやすい地域ってあるの?

統計によると、都会に住む人の方が花粉症にかかっている割合が多いと言われています。理由として、車の排気ガスや大気汚染、また、マンションなど住宅の機密性が高いのでダニやハウスダストによるアレルギー体質の人が多いことや、地面がアスファルトやコンクリートで覆われてしまっているので、本来土の中に入っていく花粉が舞い上がりやすいことなどがあげられます。

Q4、花粉症になりやすい年齢ってあるの?

30~50代の働き盛りの年代に多いと言われていますが、最近は10~20代の若い世代にも増えてきています。この原因については、はっきりしたことはわかっていないものの、昔に比べて食生活が変化し、高カロリーの食事をする子供が増えていることや、免疫力低下などが要因のひとつだと言われています。

自分でできる予防法

自分でできる予防法

花粉を体内に取り込まないためには、晴れた風の強い日の外出を極力控えるのが好ましいですが、外出しないというのもなかなか難しいですよね。
少しでも予防ができるよう、花粉が多く飛ぶ時期の注意点をご紹介します。

予防法

食生活で予防!!

花粉対策におすすめ成分・食材

  • ポリフェノール…抗酸化作用を持ち、花粉症の原因である「ヒスタミン」を減少させる
  • 魚介類(特に青魚)…免疫の働きを正常化しアレルギー症状をおさえる
  • 発酵食品…発酵食品は腸内環境をととのえて、免疫力を高める

日常生活での予防!!

  • 花粉の大量飛散日は洗濯物や布団は外に干さないようにしましょう。
  • 帰宅後は玄関で上着をはたき、手洗い、うがい、洗顔をしましょう。
  • 風邪をひかないように! 鼻の粘膜が弱り、アレルギー症状を悪化させることがあるので注意しましょう。
  • 規則正しい睡眠をとろう! 不規則な生活リズムは免疫力低下の原因になるので早寝早起きを心がけましょう。

花粉対策グッズを使う!!

  • メガネ…裸眼の状態に比べ約1/3花粉の付着を防げます。
  • マスク…顔にフィットするものを選びましょう。 マスクの内側に細菌が付着するので、1日1回は交換を!
  • 帽子…つばの広いものがオススメです。顔や髪の毛への花粉の付着を防げます。

注目!「発酵食品」パワーで、花粉症を予防しよう!

注目!「発酵食品」パワーで、花粉症を予防しよう!

花粉症を和らげるには、免疫バランスを良くし、アレルギー症状を抑えることが重要です。そのためには、規則正しい生活・ストレスの緩和に加え、腸内環境をととのえることが大切なんです!そこで注目したいのが「発酵食品」。納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品には、腸内の常在菌である善玉菌の数を増やし、悪玉菌を抑え込む働きがあります。栄養バランスを考慮し、1日1回を目安に発酵食品を摂取するように心掛けましょう!
今回は、発酵食品の中でも日常生活に取り入れやすい「ヨーグルト」を使ったレシピをご紹介します♪

ABC HEALTH LABOとは

ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
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