旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「なす」「椎茸」

旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「なす」「椎茸」

旬の食材をおいしく食べよう♪ABC食材辞典「なす」「椎茸」

なす

なす

代表的な夏野菜の「なす」。インド原産の野菜で、非常にたくさんの種類があります。日本には奈良時代に入ってきたと言われています。日本のなすは一般的に紫色をしていますが、原産地周辺のなすは白や緑が一般的。その見た目から、英語ではeggplant(たまご植物)と呼ばれるようになったと言われています。

なすの皮に含まれるナスニンは、濃い紫色の色素で、強い抗酸化作用を持っています。ストレスや紫外線を浴びることによって体内で発生する活性酸素を除去し、老化やがん予防などに働きます。また、ナスニンにはコレステロールを下げる働きもあり、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

カラダ喜ぶなすの効能

コリン:記憶力の向上・脂肪肝、高血圧、動脈硬化の予防

アルカロイド(苦み成分):免疫力アップ・デットクス効果

カリウム:むくみ予防・高血圧予防



椎茸

椎茸

椎茸は、食物繊維を豊富に含む、低カロリーな食材です。江戸時代から栽培され、今ではよく食卓に登場する椎茸ですが、なんと生のものが出回るようになったのは昭和50年頃。さまざまな効能が期待できる、栄養価の高い旬の味覚として愛されています。

椎茸は紫外線を当てるとビタミンDに変化するエルゴステリンを豊富に含んでいます。そのため、生の椎茸よりも干し椎茸の方がビタミンDの含有量が多いのが特徴です。ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、骨を丈夫にし、骨粗しょう症予防に効果が期待できます。



椎茸は“乾燥”がおすすめ!

椎茸の旨味成分はグアニル酸。様々な旨味成分がありますが、グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸の3つで三大旨味成分とも言われています。グアニル酸はほぼ椎茸しか取れないと言われています。そんな旨味をしっかり味わえるのが干し椎茸。水分を飛ばし、旨味や栄養素がギュッと詰まっています。戻し汁にも旨味が出ているので、捨てずに料理に使うと、料理の味もグンとおいしく仕上がります。



夏の疲れを残さない!なすと椎茸を食事に取り入れよう!

夏の疲れを残さない!なすと椎茸を食事に取り入れよう!

まだまだ残暑厳しい日が続いていますね。今年は猛暑日の記録を更新するなど、各地で暑い夏となりました。
食欲が落ちて栄養が偏り夏バテしてしまったり、クーラーの冷やし過ぎでなんとなく体調が優れなかったり、プチ不調を感じていませんか?
これから秋に近づくにつれて気温差も出てくるので、今からしっかりと体調を整えてあげることが大切。
なすも椎茸も、ともに免疫力を高める働きを持っています。食から免疫力に働きかけることで、夏の疲れを残さず、季節の変わり目に体調を崩す・・・なんてことも防げるはず。
旬の味覚で免疫力を高め、夏の疲れを吹き飛ばしましょう!


なすと椎茸をおいしく食べられるレシピ

なすと椎茸をおいしく食べられるレシピ

なすと椎茸をおいしく食べられるレシピをご紹介します♪旬の食材を味わってください♪


ABC HEALTH LABOとは

ABC HEALTH LABOとは、ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチームです。
食と栄養に関する知識や情報を発信し、より豊かで健康的なライフスタイルのご提案をします。

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